コロナが終息しますように! 熱海市の長浜海岸で8月16日夜、灯籠流しが行われ、先祖供養などの願いを込めた約300基が境内の多賀湾に浮かべられ、幻想的な光を放った。
朝から降り続いた雨も上がり、伝統行事「百八体流灯祭」の前に開催した。多賀観光協会が赤、黄、緑、青、灰色の風よけ和紙が付けられた灯ろう(1組1000円)を用意し、地元住人や観光客が買い求めたり、持ち込んだりして海に流した。灯ろうにそれぞれ供養の言葉や「コロナ収束」などの願い事を書いて祈りをささげた。
多賀湾一帯に淡い光がゆるやかに揺れると、訪れた約500人が手を合わせ、先祖の魂を弔った。灯ろうは水で溶ける素材でできており、環境にも配慮している。
例年は中野海岸、下多賀・池田港でも行われるが、天候事情などを考慮し、中野海岸で予定していた灯籠は長浜で一緒に流した。
(熱海ネット新聞)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。