コロナ収束も課題 花火客、人との接触避け「寄り道」せず家路へ

熱海湾で11月7日、秋季熱海海上花火大会があり、午後8時20分から20分間にわたって、3千発を打ち上げた。主催した熱海市ホテル旅館協同組合連合会が発表した観衆は4千人。日帰り観賞客が集まる熱海サンビーチでは、若者の姿が目立った。


コロナが収束し、外出や旅行をしやすい環境になり、都心から「最も近い」と言われる熱海に観光客が戻ってきた。しかし、終了後は熱海銀座通りをはじめ、熱海駅に向かう道路に人の列が…。ほとんどの観客が人との接触を減らすため「寄り道はしない」と家路を急いだ。花火効果を期待した飲食関係者からはため息が漏れた。
例年、市内の宿泊施設が最もにぎわうのが、11月後半〜年末にかけての忘年会シーズン。今年は春夏がコロナ禍で宿泊客が大幅に減少したことから、同連合会は11月は20日(土)、21日(日)、27日(土)。12月は5日(日)、12日(日)、18日(土)、25日(土)に花火大会を開催し、巻き返しを図る。
(熱海ネット新聞)

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. 2023-8-23

    熱海海上花火大会に1万2千人、手荷物預かり場に長い列

    熱海海上花火大会の夏季シリーズ第5弾が8月22日夜、熱海湾であり、1万2千人(主催者発表)が…
  2. 2023-8-21

    被災地を照らす大輪の花火 伊豆山港で海上花火大会

    熱海市の伊豆山港で8月20日、伊豆山温泉海上花火大会が開催された。午後8時20分から35分ま…
  3. 2023-8-17

    お盆の夜焦がす網代温泉海上花火大会 去り行く夏惜しむ

    熱海市の網代湾で8月16日午後8時30分から、網代温泉海上花火大会(同温泉観光協会主催)が開…
  4. 2023-8-17

    熱海市で「百八体流灯祭•送り火」長浜海岸に110基のかがり火

    熱海市のお盆の伝統行事「百八体流灯祭」(多賀観光協会主催)が8月16日夜、多賀地区の長浜海岸…
ページ上部へ戻る