【市政】自民熱海市支部が活動報告会 「7・10衆参同日選」視野に臨戦態勢

客

自民党熱海市支部(内田進支部長)の活動報告会が23日夜、起雲閣音楽サロンであった。斉藤栄市長、久間章生元防衛大臣の来賓あいさつに続いて、稲村千尋市議と田中秀宝市議がこの1年の自民党熱海支部および市議団の活動を報告。続いて藤曲敬宏県議が県政、勝俣孝明衆院議員と岩井茂樹、牧野たかお、あだちまさし参院議員が国政報告を行った。7月10日投開票が予想される参院選が、衆参同日選になることも想定し、支持者らおよそ220人が会場を埋め、各議員の話を熱心に聞き入った。
◆出席市議 稲村千尋、田中秀宝、梅原一美、高橋幸雄、杉山利勝、川口健、竹部隆(以上自民)、米山秀夫(公明)、越村修、泉明寺みずほ
◆自民党熱海支部の参院選推薦者 岩井茂樹(静岡選挙区)、あだちまさし、みずおち敏栄(比例代表)=自民。浜田まさよし(比例代表)=公明

内田全体

内田進自民党熱海市支部長の開会あいさつ 「自民党の地元選出の国会議員の先生が全員おいでになっております。みなさん、国会議員の先生の話を直接聞く機会は少ないと思いますので、ゆっくりお聞きいただき、7月の参議院選の参考にしてほしい」

斎藤市長

斉藤栄市長の来賓あいさつ 「熱海は多くの方々から誘客数が増え、元気があっていいね、といわれるが、問題は山積している。多くが熱海駅の周辺、夜のにぎわいはもうひとつ。熱海をもっと発展させるには伊豆湘南道路がどうしても必要だ。要望してしているが、静岡県と神奈川県、国交省も中部整備局と監督整備局が別れていて思うように進まない。市と県、国会議員の皆様とが連携して早期に実現させたい」

久間

久間章生元防衛大臣の来賓あいさつ 「70歳で国会議員を辞め、週末を熱海のマンションで女房と過ごすことが多くなった。丹那神社の例大祭や初島のところてん祭りにもお招きいただき、半分は熱海市民のような生活を送っている。グローバル化が進む中、熱海市をどう発展させるのか、一緒に考えたい」

稲村

稲村千尋市議の自民党熱海支部の活動報告 「昨年4月、本市では24年ぶりの県議選があり、自民党公認で新人の藤曲敬宏氏が現職の民主党を破り、初当選した。その後に市議選があり、自民党の7名が全員当選。市民の皆様のご支援、ご指導をいただきながらこれからも自民党熱海支部は全力で活動をしていく」

田中

田中秀宝市議の自民党市議団の活動報告 「各町内会からの要望に沿って、昨年4月には網代から泉までの各地域を県職員、町内会長、県議、市議が一緒に回り、現地調査した。耐震改修支援、津波対策、熱海高校の桜の散策路、県水などの要望事項をまとめ、8月には熱海土木事務所に要望を出し、早期実現に努めた。成果の一つとして熱海玉の湯ホテル前の和田川護岸階段の設置に500万円の予算がついた。大きな要望ばかりでなく、町内会の小さな要望にもこたえたい」

藤曲

藤曲敬宏県議が県政報告 「自民党県議が誕生して、風向きが変わり、県の動きが良くなった。単年度予算が早く付き、様々な事業が開始している。市議会、県、国、そして斉藤市長がようやく一つにまとまってきたことが功を奏している。参院選か、衆参W選かはわからないが、熱海を考えたときに、自民党が勝つことは大事。これまでなかなか声を出しにくかった保守層の方々が声を出せるようになり、本日も多くの方々に集まっていただけた。保守の基盤をしっかり固めたい」

勝俣代議士

勝俣孝明衆院議員の国政報告 「伊東線の各駅が無人化されたなか、網代駅のバリアフリー化が決まった。実はこれが難作業。JRは駅を利用する毎日のお客さんが3000人以上いないと、原則バリアフリー化してくれない。しかし、観光地である熱海市にあって駅員がいなくなったら、誰が対応するのかと。国、県、市が一体となってしっかり交渉し、意見を伝えることで実現できた。今度は熱海港への海外大型クルーズ船誘致を国、県、市が一体となって取り組みたい」

岩井新

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岩井茂樹参院議員の国政報告 「初当選から6年、参院自民党の副幹事長や政策審議会の副会長。安倍内閣では経済産業省、内閣府、復興庁の政務官を兼任させていただいた。この経験や知見をいかに故郷に生かしていくかが私の大きな仕事。熱海市の高齢化率(65歳以上人口)は44・8%。私は『ちびまる子ちゃん、サザエさん』にヒントがあると考える。3世代という住み方を受け入れてやっていくことが必用だ。待機児童、介護問題も3世代同居ならメリットがある。高齢化施策にもっと予算がつくよう努めたい」

牧野

牧野たかお参院議員(静岡選挙区=非改選) 早大法卒。テレビ静岡の報道記者を12年務め、県議3期。参議院議員2期。自民党副幹事長。静岡県金谷町(現島田市)出身、57歳。

あだちまさし

あだちまさし(足達雅志)参院議員(比例代表) 東大法卒。住友商事入社、ニューヨーク大にロースクール留学し、弁護士資格獲得。佐藤信二衆議院議員の公設秘書を経て2010年比例代表で立候補。テレビ朝日「やじうまテレビ」コメンテーターでも活躍。京都市生まれ、56歳。

たかはし

高橋幸雄市議による自民党熱海支部の参院選推薦議員紹介 岩井茂樹氏(静岡選挙区)、あだちまさし氏、みずおち敏栄氏(比例代表)=自民。浜田まさよし氏(比例代表)=公明

竹部

竹部隆市議が代表質問 「今年4月の熱海市の高齢化率(65歳以上人口)は44・8%、県の26・9%を大きく上回っている。これにどのような施策が?」

米山

米山秀夫市議(公明党)の国政選挙へ向けてのあいさつ 「7月予定の参議院選挙に岩井茂樹さんが2期目の挑戦をされるということで、私ども公明党も岩井さんへの推薦を決定した。今回の参院選は自公で安定した政権で前へ進むのか、民進党と共産党の野合で混乱した政治になるのか、極めて重要な選挙。公明党は比例区に浜田まさよし前復興副大臣を3たびたてて頑張って参ります。5月19日に伊東市の観光会館で開かれた浜田まさよし国政報告会には、勝俣衆議院、内田熱海市支部長をはじめ、熱海市自民党幹部、支援者の皆様に大勢ご出席していただいた。この信頼関係をこれからも大切にし、全力で応援させていただく。

川口

川口健市議が参院選へ向けて決意表明 「我々自民党熱海支部は次の世代を担う子供や若者が明日に希望が持てるふるさと熱海、国の礎(いしずえ)を築いていただいた皆様が安心できるふるさと熱海。これに向け、一人ひとりが自立し、みんなで支えあう、温かい絆のある活動をいたします。来る夏の参議院議員選挙において党員党友が一丸となり、生活の中に生きた活動とこの選挙に必ずや勝利し、今日の市民の活性化と市民の生活向上ために邁進していくことを誓います」

岡

岡武秀支部相談役の閉会あいさつ 「選挙権年齢が18歳以上になったのに(20歳以下が)誰も来ていない。18歳選挙は馬鹿に出来ない。おそらく18-20歳は20歳代より投票率が高いと思う。みなさん、家に帰ったらお子さんやお孫さんに自民党頑張っているよ、と言ってほしい」

聴衆2

 

 

 

 

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