熱海市選挙管理委員会は、7月10日に行われた参議院選挙の市内18歳、19歳の投票率をまとめた。全体では36・07%で、全国平均(45・45%)を9・38ポイント、県平均(43・56%)を7・49ポイント下回った。
市内の18、19歳の有権者数は560人(18歳258人、19歳302人)で、投票者数は202人だった。高校生もいる18歳の投票率は42・64%だったのに対し、19歳は30・46%と低さが目立った。市選管の担当者は「進学などで親元を離れ、住民票を残したまま転出し、投票に行かなかった人も多いのでは」と分析している。全年齢での投票率も52・16%で県平均(55・76%)より低かった。
昨年6月の公職選挙法の改正で、選挙権年齢が20歳から18歳以上に引き下げられ、今回の参院選から適用された。国政選挙のほか、市長選、市議会選も対象になる。
◆熱海市の投票者 有権者数=3万4192人、投票者総数=1万7835人、投票率=52.16%(期日前投票6044人、当日投票1万1791人)
◆全国では 18歳の投票率は51・17%、19歳は39・66%。20歳台の投票率は20~30%。18歳、19歳が上回っているが、全体の投票率は54・70%で若い世代の投票率の低さが際立つ。
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