首都圏を中心に宿泊施設や温泉施設を運営する「大江戸温泉物語」(本社・東京都中央区)は12日、8月末で営業を終了した熱海市伊豆山の「ホテル水葉亭」を取得したと発表した。老朽化や耐震性の問題から65年の歴史に幕を下ろしたが、大江戸温泉物語が耐震や大浴場の改修、バイキング形式の会場新設などの工事を行い、来年のゴールデンウィーク前に営業を始める予定。水葉亭の名前はそのまま残す。
大江戸温泉物語は北海道を除く全国各地で33の温泉宿と温泉テーマパークを所有。熱海市では、第1号館として2012年4月に「大江戸温泉物語 あたみ」(市内咲見町、旧南明ホテル)が営業を開始しており、2施設目。伊東、伊豆市土肥でも宿泊施設を運営しており、県内では4軒目となる。
◆ホテル水葉亭 1951年設立の老舗ホテル。目の前に相模湾が広がる絶好のロケーションと、関東随一の広さを誇る大浴場が特徴。熱海市伊豆山190-1。地上11階建て64室。
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