熱海市は、インセンティブ契約に基づき、起雲閣の指定管理者「NPO法人アシス21」(中島美江理事長)に308万円のボーナスを支給する。2015年度の入館料や物販、喫茶などの総収入額が4286万円となり、目標の3670万を616万円上回ったため、市は9月定例会に上程した補正予算案に308万円の報償費を計上し、承認された。
昨年4月から直営に転じた市だが、10月にNPO法人オアシス21と起雲閣の指定管理の協定をあらためて締結。その際の指定管理業務年度協定書で、総収入額が目標を上回った場合、有料入館者数に応じて報償金を支給する契約(目標入館者を上回った場合50%、下回った場合25%)を結んだ。昨年10月から3月末までの有料入館者数は6万9077人で目標の5万6600人を1万2477人上回った。総収入額から目標額を引いた金額の50%にあたる318万円を報償金として支給する。
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