沼津市のプラサヴェルデを主会場に全国43地域の首長やジオパーク関係者ら千人超が集い、2日間に渡って研究発表を行った「第7回日本ジオパーク伊豆半島大会」(実行委員会主催)が11日、閉会した。12日は伊豆各地を巡る11コースのジオツアーがあり、「ようこそ、ブラアタミの世界へ!」と題した熱海コースを選択した27人が11日夕に熱海入り。熱海まち歩きガイドの会の案内で大湯間欠泉をはじめ、大湯の湯床を持った二十七軒の湯戸跡、湯前神社、熱海七湯などを見て回った。夜は、伊豆山のハートピア熱海で市主催の交流会があり、斉藤栄市長や市幹部、伊豆山地区の観光首脳、熱海芸妓らが一行をもてなした。
ツアー本番の12日は「ATAMIジオネットワーク」(北島鉄修会長)の会員が伊豆山神社、走り湯、ホテルニューアカオ、錦ヶ浦などを案内。午後は湯河原町で箱根ジオパークに案内役のバトンを渡し、参加者たちは源頼朝公にまつわる城願寺、しとどの窟(湯河原町)、三ツ石海岸(真鶴町)を散策する。
伊豆半島ジオパークは世界ジオパークネットワークの加盟認定が2015年に保留となり、11月末に再申請を予定している。
◆一番人気 伊豆各地を巡る11コースのジオツアーで最も人気が高かったのが「ようこそ、ブラアタミの世界へ! ~いざ、源頼朝と出港in箱根ジオパーク」がタイトルの熱海コース。今年1月にNHK「ブラタモリ」で熱海と小田原が取り上げられ、とりわけ熱海編では伊豆半島ジオパークの鈴木雄介研究員がタモリさんを案内したことが大きな支持を得た。参加者は北海道から九州まで全国のジオパーク関係者。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。