【編集室】ワインを飲めば、地質がわかる 石和宏深さんが「ジオ・トーク」

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熱海市内に住む認定ジオガイドでつくる「ATAMIジオネットワーク」は12月12日、起雲閣と市内銀座町のカフェ・ロカでトーク・イベント「私のジオの楽しみ方」を開いた。
カフェ・ロカでは、石和酒店の石和宏深さんによる「地質とワインの話」があり、ユニークな視点からジオを学んだ。石和さんは地面の下にある岩石や地層の性質、状態によっておいしいワインが採れる品種が違うと紹介。集まったおよそ20人の市民は「川の上流から運ばれた砂利質土壌=カルベネ・ソーヴィニョン、日照りのよい良質な粘土質土壌=メルロー、土壌中から貝殻の化石が見つかる石灰質土壌=シャルドネ」などと熱心にメモをしながら、ワインのテイスティングを楽しんだ。
中伊豆ワイナリーのソムリエ、吉田学さんも
ジオ会員でシダックス中伊豆ワイナリーヒルズのソムリエ、吉田学さんも駆けつけ、中伊豆ワイナリーの地質は「宇佐美火山が噴火した際の火山灰土壌。酸性土壌はぶどうの栽培に不向きとされてきましたが、おいしいワインを作り出している例は世界中に多数あります」などと説明した。
起雲閣でのトークイベントでは、石川彰さんが「伊豆山でジオを感じる―伊豆山神社、走り湯」、高本豊寿さんが「ジオパークを求めて旅行三昧(ざんまい)―アイスランド、ハワイ、台湾、済州島」、山口正幸さんが「伊豆半島ジオツーリング、ダイビング」と題して講演。約40人が耳を傾けた。
2018年の世界認定へ向け魅力発信
伊豆半島ジオパーク推進協議会(会長・菊地豊伊豆市長)は今年11月、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に世界ジオパーク認定をあらためて申請。今回は活火山の連なり同士がプレートに乗って衝突する地球上唯一の場所という伊豆半島の特徴を強調している。2018年4月ごろに結果発表の予定で、北島鉄修会長は「これからもスキルアップして、熱海のジオの魅力を発信していきたい」と意欲を見せた。

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ソムリエ、吉田学さん
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