女優の羽田美智子さんが12月15日、熱海署の一日警察署長を務め、渚小公園で開かれた市民安全大会に出席した。式典では斉藤栄市長、及川博行熱海署長、杉山利勝市議会議長がそれぞれあいさつ。鈴木秀旺市町内会長連合会長が「飲酒運転はしない、飲ませない」「暴力団を恐れない、お金を出さない、利用しない」「安全・安心で住みよいまち『あたみ』の実現に向けて、邁進する」と大会宣言を読み上げた。
夫の父親が熱海市民、両親のハネムーンも熱海
実は、羽田さんは熱海市と縁浅からぬ関係にある。結婚相手の広部俊明さん(写真家)の父・広部雅昭さんは、静岡県立大学学長や静岡県公安委員長を歴任し、現在は熱海市に住んでいる。訪れる機会は多い。羽田さんの両親の新婚旅行先も熱海だった。
及川署長が大会で「今年、交通事故による死亡者ゼロは県内27署で熱海署だけ。大晦日で連続400日を超える。署内の今年の防犯件数は244件で統計を取り始めてから過去最少です」と安心安全のまちを強調すると、羽田さんは「犯罪、交通事故が少ない。芸能人や義父が熱海に住む理由が良くわかりました」。「私、刑事ドラマが多いのですが、犯罪が少ない熱海では仕事が入りませんね」と笑顔で続け、会場を沸かせた。
市内パレードでは、斉藤市長らとともに先頭を歩み、飲酒運転の撲滅や暴力団の追放などを訴えた。
テレビドラマ「おかしな刑事」に登場するエリート女警視が、熱海の交通安全、防犯に一役買った。
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