2月18日は、二十四節気の一つ「雨水」。暦では少しずつ暖かくなり、積もった雪が溶け始めるころという。常春の熱海では、上多賀の長浜海浜公園・うみみえ~る長浜で「わかめ祭り」(多賀観光協会主催)が始まった。多賀湾の旬の味覚、朝採った養殖ワカメやメカブを観光客に提供することで伊豆多賀温泉の集客につなげようというイベントで32回目。春の風物詩として定着し、人気が高い。
今年は暖冬などの影響でワカメの水揚げ量が少ないため、早摘みした上、3日間の予定を18、19日に縮小して開催した。リピーターが年々増えているのに加え、河津町の河津桜見物の時期とも重なり、朝から長い列ができた。
ワカメは上多賀・戸又港で泰幸喜丸、魚光丸、千とせ丸が水揚げしたものを、協会職員がピストン輸送して販売した。会場ではワカメのみそ汁やワカメサラダがふるまわれたほか、ワカメラーメン、干物、イカメンチ、ミカン、地場野菜、貝類、海産加工品なども販売されている。19日まで。
問い合わせは、多賀観光同協会☎0557-67-2255へ。
◆人気は詰め放題 2年ぶり実施の生ワカメの詰め放題は1袋(約1・5キロ)700円。午前10時と午後1時から各回300キロ販売し、なくなり次第終了。700グラム500円でも一般販売。希少の生メカブは即刻完売。
◆助っ人 地元の三島信用金庫網代駅支店、静岡中央銀行熱海支店、JAあいら伊豆下多賀支店の行員らがそれぞれの揃いの法被で販売協力。こちらも伝統行事。
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