【熱海高】ヨット部レース「熱海フリート」、小山内君が初の現役チャンプ


熱海高ヨット部の本拠地、熱海市の多賀湾で現役・OBによる平成28年度最終戦「熱海フリートレース」があり、年間チャンピオンに小山内希流君(熱海高2年、宇佐美中出身)が輝いた。今年度で4回目となるが、現役組の王座獲得は初めて。年間上位8人中7人を現役高校生が占め、ヨット部生徒の成長が際立った。
同レースは名門復活へOB会(小山精一会長)、現役選手が参加して月1回レース形式の実戦練習を行うもので、4月から翌年3月まで毎月1回レースを行い、計12戦の得点で総合優勝を決める。今季最終戦・第12戦(3月4日)にはFJ級、420級(2人乗り)、シーホッパー級(1人乗り)合わせて7艇が参戦し、神戸孝一さん(OB、関東学院大学卒)が優勝した。
県立熱海高校(岩田亨校長)のヨット部は、昭和26年に熱海らしいスポーツとして県内の高校で最初に発足。昭和39年の東京五輪では選手や役員を輩出した。しかし、黄金期は昭和45年ごろまでで、生徒数の減少などから一時は部員が2人まで減り、廃部の危機を迎えた。そこからOBたちが「名門の灯を消したくない」と立て直しを図り、近年はインターハイや国体に毎年選手を送り出している。

◆平成28年度(2016年)年間成績
優勝=小山内希流(熱海高2年、宇佐美中出身)
準優勝=片山昇真(1年、多賀中出身)
3位=萩原拳一(1年、多賀中出身) 
4位=神戸孝一(OB、関東学院大学卒)
5位=田野文彬(2年、宇佐美中出身)
6位=佐藤和也(2年、宇佐美中出身) 
7位=鏡 龍愛(2年、宇佐美中出身)
8位=加藤誠也(2年、門野中出身)

【解説】今年は、現役生徒の活躍が目立った。特に総合優勝した小山内選手は、夏に4連覇し、断トツの成績。その後もいろいろな艇種で好成績を残した。次に1年生の活躍である。優勝した小山内選手以外の7人の2年生を抑え、準優勝の片山選手と3位の萩原選手はよく頑張った。一年間休まず皆勤したことが大きいが、ヨット初心者だった4月から成長して3月は上位と絡むシーンもあった。来年はどちらかが年間優勝の可能性が高い。そしてOBの神戸選手の4位は誰もが驚いた。神戸選手のように、いつ・誰と・どの船を乗ることができる選手はそうそういない。最下位も最多で3回取っていて、気持ちが負けてしまいそうだが、ポイントが2倍の最終戦での優勝で一気に4位までジャンプアップした。最後に5~8位は順当に2年生が入賞した。8人中7人が現役組であり、高校生の成長を際立つ1年だった。
 来年度のフリートレースは4月8日土曜日に開幕する。
(熱海高校ヨット部コーチ・鷲尾大吾)


スタート

最終戦優勝はOBの神戸孝一氏

唯一の女子選手・ワッカール都杏さん

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