「熱海ローズフェスティバル2017」が開幕したアカオハーブ&ローズガーデン(赤尾宣長社長)では、4月2日まで熱海市民を無料招待している。春らしい陽気となった3月29日、ガーデンを訪れると、太平洋を一望する園内を観光客とともに多くの市民が訪れていた。
4000本のバラは4月中旬から咲き始め、5月に入るとベストシーズンを迎える。バラの鑑賞にはちょっと早かったが、園内では菜の花、スイセン、ヒヤシンス、ストック、ビオラ、ハナモモ、ノースポール、デージー、アーマンディなどの春花が、競うように見ごろを迎えており、お花見が楽しめた。4月中旬には10万球のチューリップがガーデン全体を彩るという。
世界最大の盆栽「鳳凰の松」がある日本庭園「天翔」や錦ヶ浦を借景とした雄大な景観、イチゴ(紅ほっぺ)やバラ、チェリーのアイスクリームなどいずれも世界水準。足を運ぶ価値は十分にある。
(熱海ネット新聞)
問い合わせは0557-82-1221へ
◆アカオハーブ&ローズガーデン 1988年に「曽我森林自然公園」として開園。当初はハーブが中心だったが、その後イングリッシュローズやオールドローズなどが植栽され、現在は25万坪の敷地に12ガーデンが設けられ、約600種4000株のバラが四季を通じて楽しめる。入園するとまず園内バスで一番上まで移動し、降車した後は各ガーデンを散策しながら下る。ローズフェスティバルは3月25日から7月9日まで。
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