◇ヤマハ・レディース葛城第3日(4月1日・静岡県葛城GC)
2位スタートの渡邉彩香(23)=大東建託=は、3バーデー、2ギーで通算5アンダー、首位に2打差の単独2位で好位置をキープ。イ・ミニョン(韓国)が6バーディー、2ボギーの68で回り、通算7アンダーで首位に立った。4アンダーの3位に永峰咲希、藤田さいき、申ジエ(同)がつけた。前日首位のアン・ソンジュ(韓国)は3アンダーの6位に後退した。
首位と3打差の2位でスタートした渡邉彩香は3バーディー、2ボギーの1アンダー71でラウンド。難しいコンディションの中、辛抱強くプレーを続けて優勝を狙える好位置で3日目を終えた。
「前半は全てフェアウェイキープができていたんですが、後半はミスが続きましたね。でも最後の3ホールは良かったと思います」。上がり3ホールが満足できるものになった理由は最終18番ホールでバーディーを奪えたから。17番を終えた時点で最後にバーディーを取らなければ最終組には入れない状況だった。先週の『アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI』では最終日最終組を逃し、今週の最終日は最終組で回りたいと思っていたと言う。
「やっぱり最終組は緊張感とか、プレーの内容とかが自分の中で何かが違うと思うんです」。
明日はこの日同組だったイミニョンを追いかけるわけだが、3年前の日韓対抗戦のシングル戦で対戦し、引き分けに終わっている。その決着をつけるときが日本のレギュラーツアーで訪れた。オフには昨年後半から取り組んでいる新しいスイングを徹底的に固めてきた。自身2度目の大会制覇に向けて、渡邉が逆転優勝という形で自らの進化を証明する。
文と写真=LPGA
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