一般社団法人熱海市観光協会は6月14日、熱海聚楽ホテルで平成29年度定時社員総会を開いた。任期満了に伴う役員改正では、中島幹雄氏(中島水産代表取締役)を再選した。任期は2年。他の観光協会が市などの補助金の中で事業を展開する中、熱海市観光協会は平成28年度の事業費1億6100万円の内、熱海市からの補助金は約7800万円。残る8300万円は収益事業の自主財源で賄い、1198万円の黒字を計上。経営手腕が高く評価された。
平成29年度事業計画・収支予算も決め、今年度予算は事業効率を高め、前年度より1024万削り、1億5141万円。新規事業では海の観光資源を発掘し、誘客につなげようと市内ダイビングショップなどの協力を得て「水中フォトコンテスト」(7月N10日~10月31日)を実施する。
(熱海ネット新聞)
◆中島幹雄会長は 来年から静岡デスティネーションキャンペーン(DC)が始まり、2020年東京五輪・パラリンピックに向けてチャンスはさらに広がる。いま熱海は東の泉から、西の網代にかけて、いつ来ても何かしらのイベントをやっており、大変にぎわっている。一方であらゆる業界で人手不足続いており、夜のにぎわいを取り戻すことも急務。観光協会としてもこれらの問題解決に協力していきたい。
◆主な事業収益 サンビーチウォーターパーク(1584万円)、梅園駐車場(1533万円)、コインロッカーなどの雑収入(695万円)、ビーチパラソル(651万円)、バナー広告(250万円)など。
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