熱海市内の夏祭りの先陣を切って7月8日、下多賀・中野の津島神社(雨宮盛克宮司)で中野津島天王祭が始まった。午後6時からの宵宮祭では雨宮宮司が祝詞を奏上し、渡邉勉総代長をはじめ、氏子総代、町内会役員、各組代表らが天王祭を無事ご奉仕できるように祈念。青年部の神輿が町内を威勢よく練り、熱海の夏まつりシーズンの開幕を告げた。
この日は子供神輿や山車の安全祈願祭も行なわれ、子供たちがお囃子を奉納した。昨年まで、津島神社では例大祭として挙行してきたが、今年から昔から伝わる「中野津島天王祭」の呼称に戻した。同祭は「つけ祭」とも呼ばれ、箱寿司を隣町の網代に贈り、網代のお祭りの際に、贈られた箱寿司の器を使ってお返しするなどして交流を深めてきたという。
9日は午前11時から本宮祭が斎行され、氏子町内の家内安全や商売繁盛などを祈願する。
(熱海ネット新聞)
◆熱海市内の夏祭り
中野津島天王祭(中野=7月8日~9日)
和田木神社例大祭(和田木=7月13日~14日)
下多賀神社天王祭(下多賀=7月13日)
来宮神社例大祭(熱海=7月14日~16日)
初木神社例大祭(初島=7月17日~18日)
阿治古神社例大祭(網代=7月22日~24日)
多賀神社例大祭(上多賀=7月28日~29日)
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