お盆休みでにぎわう熱海市の渚親水公園レインボーデッキで8月13日までの3日間、盆踊り大会があり、大勢の人が夏の風情を楽しんだ。かつて熱海市街で行われていた三波春夫さんが唄う『熱海音頭』の盆踊りを復活させようと「Ata Fes (アタフェス)2017」(伊豆熱海まちおこし振興会主催)が企画した。
特設ステージで、東京五輪江の島セーリング競技応援歌「夢の江の島パラダイス」を歌う演歌歌手で舞踏家の春蝶(しゅんちょう)さんが見本を披露し、浴衣姿の市民や観光客が特設されたやぐらの周りを囲んで盆踊りを踊った。今回のために、春蝶さんは熱海芸妓衆から”熱海バージョン”の盆踊りを教わった。
熱海青年会議所(熱海JC)OBを中心に組織する同振興会は、女性限定で浴衣姿での参加者や水着での来場者には「無料ドリンク券」をプレゼント。「お盆休みのイベントで熱海に集まった若い人たちをどうやってそのまま家路に就かせず、市内の飲食店に流すか」をテーマにバンドなどのライブとともに懐かしい盆踊りの復活させ、JC世代ならでは発想で誘客に努めた。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
動画はコチラ…春蝶さんの見本踊り
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