【市政】住民パワー勝利、市営渚駐車場「渚キャンピングロット」事業取りやめ



市営渚駐車場で民間事業者が計画していた「渚キャンピングロット」事業に地域住民が反対している問題で、住民や観光、飲食関係者で組織する「熱海を照らす会」(田中悟志会長)の代表4人が9月13日、熱海市役所に森本要副市長を訪ね、585筆の反対署名を熱海市に提出した。田中秀宝市議が同席した。
市は8月13日、住民側の意見を重く受け止め、一旦、事業の推進を取りやめることを文書で回答していた。この日の陳情に森本副市長は「地域の皆様と適切なコミュニケーションを図れなかったことで多大なるご不安、ご心配をおかけし、深く反省している」と謝罪。そのうえであらためて「渚駐車場は駐車場として使っていく」と話し、同駐車場での事業の取りやめを正式に伝えた。
今回の事業の背景にあったのが、閑散期における同駐車場の稼働率低迷と公共資産の有効利用のバランス。この日の話し合いでもこのテーマが取り上げられ、今後はお互いが知恵を出し合い、稼働率を上げていくことを申し合わせた。事業の統括者が副市長だったことから、副市長を訪ねた。
(熱海ネット新聞)
動画はコチラ…森本要副市長
◆熱海を照らす会・田中悟志会長 事前に地元住民に対し、十分な説明がないまま、行政が市の財産である市営駐車場を民間事業者に独占的に使用する許可を出したことに一石を投じたかった。いきなりバッサリは乱暴すぎる。行政と市民が意思疎通を図りながら、まちづくりをしていくことは何より重要。今回の一件を、今後の市民協同のまちづくりにつなげてほしい。
◆「渚キャンピングロット」事業 市営渚駐車場(22台)の14台分のスペースに芝生を張り、木を植栽してミニ公園に改造。そこに運営会社の「mazel」(東京都、佐別當隆志社長)がキャンピングカーを誘致して置き、7月下旬からりツーリストの滞在施設にするという計画。


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