今宮神社の例大祭で御鳳輦(ごほうれん)奉仕を行う厄年奉賛会「今宮一心櫻結会(いまみやいっしんおうゆうかい)」は9月23日、熱海市の起雲閣で来年度以降の御鳳輦奉仕者と最終合同会議を開いた。次年度・次々年度の会員は、今年度の御鳳輦渡御で裏方を務めるとともに、その経験を自分たちの御鳳輦奉仕に役立てる。
例大祭は10月19、20日に斎行され、42歳を迎えた厄年奉賛会の男子が御鳳輦を担いで市内を練り歩く。道中、福餅と御神酒を振るまい、氏子町内の商売繁盛と家内安全を祈願し、厄除けを祈念する伝統行事。
江間亮介会長は「裏方の作業を務めていただく、次年度・次々年度の皆様がいないと、御鳳輦渡御は成り立たない」と後輩たちに協力を求め、「例大祭当日は、参加するなかで継承していくところと変えるところを見つけ、自分たちの御鳳輦渡御に生かしてほしい」とアドバイスした。
前々年・前年・当年の3年で「御鳳輦奉仕」を完遂する制度と市内3神社の友好の絆。脈々と受け継がれてきたこの類を見ない強靭組織は、熱海市民の誇りでもある。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■出席者 当年度会員30人、次、次々年度会員15人。
【今宮一心櫻結会・役員】▽会長 江間亮介▽副会長 飯塚正樹(渉外部長)、米倉一範(衣装部長)▽運営本部長 東竜哉▽総務部長 西嶋憲治▽進行部長 宇畑宏宣▽監事 高杉伸一郎▽財務部長・接待部長 小林弘典▽給与部長 荒井孝允▽広報部長 勝又教男允▽救護・車両部長 中野智昭▽設営部長 野田敏男▽恵比寿部長 山田大士▽大黒部長 中原慎一▽企画部長 山崎博志▽管理部長 芹沢全理▽組織部長 大野義訓▽記録部長 渋谷研司▽資材部長 越後幸司▽女子部長 高波かずみ
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。