観光ボランティア団体「熱海まち歩きガイドの会」(疋田和歌子代表)は9月26日、新たに設けた「十国峠から姫の沢公園に至るコース」を下見し、会員8人が所要時間や案内ポイントなどをチェックした。観光客の堅調な増進に伴い、「熱海まち歩きガイドの会」へのガイド依頼も年々増加。来年4月からは、JRグループ6社などによる大型観光企画「デスティネーションキャンペーン(DC)」=2019年4月~6月=のプレDCが始まることから、従来の7コースに①坪内逍遥・水口コース②日金山(十国峠)から姫の沢公園散策③温泉の神様を訪ねる④下田街道「東浦路」(ひがしうらじ)と吉田松陰--の4コースを新設した。この日はその一つ、「日金山(十国峠)から姫の沢公園散策」を丁寧に見て回り、ガイドのシュミレーションを行った。
JR東日本は、今秋から初めて「伊豆・箱根・湯河原 温泉いっぱい 美・味(びみ)いっぱいキャンペーン」を展開する。まち歩きガイドの会の需要は高まるばかりだ。
(熱海ネット新聞)
◆熱海まち歩きガイドの会
2009年4月に「まち歩きガイド養成講座」終了者が組織。毎年、同講座終了者を会員として受け入れている。熱海の歴史や文化、温泉の魅力などを説明しながら市内の名所旧跡を案内。会員41人。
◆現在の定期観光コース=①伊豆山開運(頼朝の足と伊豆山の歴史)②石畳浪漫(熱海・別荘建築の歴史)③芸妓見番(芸妓文化・華の舞、人車鉄道)④熱海奥文化(文化人が愛した西山別荘地)⑤神社仏閣(熱海のパワースポット巡り)⑥湯けむり(熱海七湯めぐり)⑦フリーコース
コメント
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2017年 9月 28日トラックバック:新コース開発のご報告 | 熱海まち歩きガイドの会
お世話様です、熱海まち歩きガイドの会・事務局です。
今回も充実の下見となりました。「十国峠から姫の沢公園」は、熱海駅からバスとケーブルカーを乗り継いで、熱海で“二番目に標高が高い”十国峠までいき、あとはゆっくりのんびり“下界に降りてくる”コースです。10月から募集開始を考えています。