今宮神社で19日夕、例大祭・宵宮祭があり、地元の熱海の女児12人が本殿で「豊栄の舞(とよさかのまい)」を奉納した。MOA熱海、富士、小嵐、緑ガ丘保育園の園児で今年9月から稽古に励んできた。稚児舞育成会の藤間浩さんが泉明寺みずほ宮司ととも指導してきた。
「豊栄の舞」は、太陽に感謝し、五穀豊穣(ごこくほうじょう)を願う舞で稚児たちは厳かな雰囲気の中、雅楽独特の琴や拍子に合わせ、もみじを手に優雅な舞いを披露。参拝者から拍手を浴びた。
■今年度・稚児舞奉仕者 蛭田桃菜、千葉郁実、八代美織、大武永愛(MOA熱海)佐藤千裕(富士)石原果歩、小野胡桃、大川陽菜、野田ひらり、太田遥(小嵐)中村小万智、藤井結理(緑ガ丘)
■稚児育成会 島田善一、藤間浩、山田睦務
■豊栄の舞 国文学者・臼田甚五郎(1915-2006)作詞
「あけの雲わけ うらうらと 豊栄のぼる 朝日子を
神の御蔭(みかげ)と おろがめば その日その日の 尊しや
土にこぼれし 草の実の 芽生えて 伸びて 麗しく
春秋飾る 花見れば 神の恵みの 尊しや」
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