秋の全国火災予防運動に合わせて熱海市消防本部は11月12日、熱海市の網代漁港埋立地一帯で消防署1隊(南熱海出張所)と市消防団4方面11隊(女性消防部1)が合同訓練を行い、約350人が参加した。
網代地内の住宅密集地から出火した火災が、強風により延焼拡大したため、熱海消防の総力を集結して防御活動する――という想定の下、指令を受けて出動した各隊は、ポンプ車で現場に到着すると手際よくホースを連結し、齊藤栄市長、川口健市議会議長、土屋千秋消防長、牧野克昭団長、加藤正春網代連合町内会長らが観閲する中、指揮本部の萩原辰生副団長(統括責任者)の号令で網代湾へ向てけて一斉放水した。その後、網代漁港埋立地で訓練終了式を行い、協力して消火活動に当たるとともに防災体制を確認した。
(熱海ネット新聞)
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