【文化】熱海図書館に「森村誠一文庫」オープン 森村氏の著書808冊





江戸川乱歩賞を受賞した「高層の死角」などの作品で知られ、熱海市にゆかりの深い作家森村誠一さん(84)の著書を集めた「森村文庫」が12月2日、熱海市立図書館に開設された。オープニングセレモニーでは、齊藤栄市長と図書館の魅力づくりに取り組む熱海中学校と多賀中学校の美術部代表が除幕式を行った。
文庫は、森村氏の熱海市内の別荘にあった自著本808冊を収めた。今年5月、森村氏から熱海市市制80周年に合わせて自著本寄贈の申し出があり、1469冊を熱海図書館に移動。複数の出版社から同一作品があったことから、選別して貸し出すことにした。
市は同文庫のオープンに合わせ、図書館フェアを開催。この日は親子でちょっと英会話、あたみ図書館くらぶ、熱海警察署交通イベントや軽飲食の販売があり、多世代の来館者でにぎわった。熱海温泉の資料や尾崎紅葉の「金色夜叉」のコーナーも設けられ、熱海らしさを演出している。
(熱海ネット新聞)


■森村誠一 昭和8年、埼玉県熊谷市生まれ。青山学院大学英米文学科卒。ホテルマンを経て作家に。「人間の証明」「青春の証明」「野生の証明」の「証明」三部作の刊行により、現代日本を代表する推理小説作家として地位を確立。「高層の死角」「超高層ホテル殺人事件」「腐蝕の構造」「終着駅」「吉良忠臣蔵」…推理小説、時代小説、社会派ミステリー小説など著書多数。
■除幕式 ▽熱海中学校美術部=部長・安井優奈、副部長・小俣美久、浜里愛海、校長・片山敬良、顧問・宮田聡▽多賀中学校美術部=部長・菊地拳志、副部長・谷澤ナタリー、校長・山田勲、顧問・飯塚岳彦






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