12月10日に熱海市小嵐町であった住宅火災で、熱海市が被害を受けた市民に対し、市営住宅の一時使用を許可する方針を固めた。今回の火災では、けが人がなかったものの、住宅6棟を全焼、1棟が半焼し、企業の保養施設1棟の窓ガラスや住宅のトタン屋根などを焼いた。11日の市議会観光建設公営企業委員会で田中秀宝委員長が「厳しい寒さの時期でもあり、一時的に市営住宅を提供するなど、市としても被災者にできる限りの対処をしてほしい」と協力を求めた。市当局は「現在、すぐに使用できる空き住宅は3部屋ある。ただ給湯設備の問題もあり、その辺を検討したい」と支援を約束した。
出火元と思われる家は、出火当時、留守だったことから、市消防本部と熱海署は11日も現場を再検分し、詳しい出火原因を調べている。
(熱海ネット新聞)
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