ようこそ、温泉の街熱海へ―。JR東日本の豪華寝台列車「TRAIN SUIT(トランスイート)四季島」が大晦日の12月31日午後、初めて熱海駅に停車した。2番ホームで齊藤栄市長、中島幹雄市観光協会会長、宮原智子JR東日本熱海駅長、熱海芸妓の小夏さんらが乗客を出迎えた。今回の熱海駅停車は、12月31日~元日に運行する特別コース。この日午前9時50分に上野駅を出発し、熱海駅を経由して横須賀駅へ。同駅ではクルーズ船で出港して船上でカウントダウンパーティーを開き、年越しを迎える。1日は和田浦駅(千葉県南房総市)でホームから初日の出を鑑賞。さらに鹿島神宮駅(茨城県鹿嶋市)で降車して初詣をし、夕方に上野駅に戻る。価格は1人45万~65万円と高額だが、定員34人に対し10倍の応募があったという。熱海駅では、MOA美術館を訪れ、日本美術の至宝を鑑賞した。
(熱海ネット新聞)
到着の写真=熱海市広報
■TRAIN SUIT四季島 シャンパンゴールド色の高級感のある車体が特徴。17の客室すべてがスイートで、食堂車では沿線各地の食材を使った料理を提供する。通常は北海道や東北方面の3泊4日コース、甲信越方面の1泊2日コースを運行している。10両編成。2017年5月から運行開始。
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