熱海梅園で1月6日、第74回「梅まつり」が始まり、ひと足早い春を求める観光客でにぎわった。オープニングセレモニーでは、中島幹雄熱海市観光協会会長、森本要副長のあいさつの後、伊豆大島の坂上長一町議会副議長と白井岩仁観光協会会長が壇上に立ち、両市町のシンボルである梅と椿を交換し、交流を深めた。熱海芸妓があでやかに踊りを披露、第30代梅の女王の増田玲未さんをはじめ、ミス熱海の5人がデビューを飾り、来園者をもてなした。
初日は中央広場で熱海囃子(ばやし)笛伶会(てきれいかい)の演奏やミス熱海の撮影会、甘酒の無料サービスがあり、園内の香林亭では新春落語会がスタート。柳家ほたるさんが名人芸を披露した。大島町は今年も椿小鉢200人分を梅園入り口で配り、1月28日から始まる「椿まつり」(3月25日まで)をピーアールした。
梅まつり期間中の熱海梅園は、午前8時半~午後4時の入園が有料。一般300円(中学生以下無料)、市民と宿泊客は100円。3月4日まで。
(熱海ネット新聞)
■主催 熱海市観光協会☎0557-85-2222
■開花状況 472本ある園内の梅は例年より2週間ほど開花が早く、八重寒紅や冬至梅、玉牡丹などの早咲梅(271本中99本)は3分咲きを超え一部は見ごろを迎えている。中手、遅咲きも開花が進み、園全体では2分咲きに近い。
動画はコチラ…熱海囃子
熱海囃子(ばやし)笛伶会
■ミス熱海 第30代梅の女王=増田玲未、梅娘=小森眞綾、杉崎真琴、桜娘=坂口莉果子、山﨑早也香
■ミス大島 第61代ミス大島=浜野歩実、第26代椿の女王=正木千尋
■熱海芸妓の踊り
・演目 熱海名所、梅はさいたか、初出みよとて、金色夜叉、かんちろりん、三下り甚句
・立ち方 紗都美、ほたる、小夏、琴千代、蘭
・地方 露子(三味線)、小いち(鳴物)
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