熱海市の網代温泉で1月13日、新春の「網代温泉ひもの祭り」が始まった。網代温泉観光協会の役員らがそろいの法被姿で脂の乗ったアジの干物を炭火で手際よく焼き、食欲をそそる煙と匂いに誘われ、観光客らが列を作った。干物は1枚ずつ皿に盛って振る舞われ、用意されたテーブル席で焼きたてを味わった。会場では各種干物の販売をはじめ、鯵(あじ)自慢の宿みやこ荘が「網代イカメンチ」、地元「おやじの会」がアジフライ、網代の人気洋菓子店「かるふーる」がシフォンケーキ、地元町内会がつきたてもちの雑煮などを販売。春野菜や花木も並んでいる。14日は午前10時から午後3時まで。
熱海の冬の風物詩として知られる「網代温泉ひもの祭り」は網代温泉観光協会(0557-68-0136)が主催し、11月から2月までの冬シーズン、毎月1回(2日間)開催。各回2500枚のアジのひものを振る舞う。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■次回の網代温泉ひもの祭り
2月24日(土)25日(日)=うみみえーる長浜(長浜海浜公園)
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