正月にかかげられたしめ飾りなどを、ご神火をもって焚き上げる伝統行事「第33回どんどん焼き」(連合町内会中部部会主催)が1月14日、熱海サンビーチであった。神事に続いて来宮神社の雨宮盛克宮司が、お飾りやだるまを若竹で組み上げた高さ20mのおんべに火をつけると、パチパチと音を立てながら一気に炎上。おんべを取り囲んだおよそ500人の市民や観光客はオレンジ色の炎に今年1年の無病息災を祈った。
どんどん焼きの火で焼いた団子を食べると風邪をひかないと言い伝えられ、当番町の温泉通り町内会(鈴木博宣実行委員長)は、市民や観光客に紅白のもちと焼き芋をふるまい、長い列ができた。熱海の新春の風物詩。
15日は来宮神社で午前11時から鎮火祭・どんどん焼きが行われる。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■どんどん焼き 古くなった神札(おふだ)、正月の松飾り・注連縄(しめなわ)・書き初めなどを家々から持ち寄り、一カ所に積み上げて燃やし、無病息災を願うお正月の火祭り行事。「どんど焼き」、「おんべ焼き」とも呼ばれる。正月15日ごろにかけて行う。
■主催・熱海市連合町内会中部部会 本町・汐見町・東銀座町・浜町・銀座町・東町・中央渚町・旭町・温泉通り町・友楽町
■動画はコチラ…熱海サンビーチ「どんどん焼き」
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