熱海市のMOA美術館で尾形光琳作の国宝「紅白梅図屏風(びょうぶ)」などを公開する所蔵名品展が始まり、熱海梅園の梅の開花と相まって多くの人が鑑賞に訪れている。紅白梅図屏風は、光琳の最高傑作と評される作品。金地を背景に相対する紅白の梅や水流を描いている
会場には、野々村仁清作の「色絵藤花文茶壺(つぼ)」(17世紀)、中国・唐代に描かれた「樹下美人図」(8世紀)など国宝3点、重要文化財27点を含む計64点が並ぶ。2月11日午後1時半からは学芸員による美術セミナー「尾形光琳の画業と紅白梅図屏風」を開く。問い合わせは同美術館☎0557-84-2511へ。
(熱海ネット新聞)
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