熱海に春の訪れを告げる「わかめまつり」(実行委員会主催)が2月24日、長浜海浜公園・うみみえ~る長浜で始まった。地元の多賀湾で朝採れた養殖ワカメ、メカブを観光客に提供することで伊豆多賀温泉の集客につなげようと、毎年この時期に開催しているイベントで33回目。春の風物詩として定着。リピーターが年々増えているのに加え、河津町の河津桜が見物の時期を迎え、朝から長い列ができた。
ワカメは上多賀・戸又港で千とせ丸、泰幸喜丸、魚光丸が水揚げしたものを協会職員がピストン輸送して販売した。会場ではワカメのみそ汁やワカメサラダがふるまわれたほか、ワカメラーメン、干物、イカメンチ、ミカン、地場野菜、貝類、海産加工品なども販売されている。今年は「網代温泉ひもの祭り」と一緒に開催している。25日まで。
問い合わせは、多賀観光同協会☎0557-67-2255へ。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■人気は詰め放題 生ワカメの詰め放題は1袋(約1・5キロ)1000円。午前10時と午後1時から各回100人限定で販売。700グラム500円でも一般販売。希少の生メカブは400グラム700円で販売したが即刻完売。
■試食コーナー 地元の三島信用金庫網代駅支店の行員がワカメのみそ汁、サラダをサービス。揃いの法被で販売にも協力。
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