熱海市は下多賀の「池田満寿夫記念館」に隣接する「満陽工房」で陶芸教室を開いた。市内外から集まった故・池田満寿夫のファン20人が記念館と工房を見学した後、満寿夫さんの作品を参考に手びねりによる「茶碗」や「皿」の作陶を楽しんだ。山梨県富士川町の「増穂登り窯」代表の太田治孝さんが講師を務めた。太田さんは野焼き風の焼成が可能な薪窯の「満寿夫八方窯」築窯に協力するなど、満寿夫さんの作陶に深く関わった薪窯焼成研究家。
池田さんのパートナーで世界的バイオリストの佐藤陽子さんもギャラリーを訪れ、「満陽工房」で陶芸教室が開催されることになった経緯や庭園に植えられた桜や五色桃について話し、参加者の作陶を見守った。
制作された作品は、「満寿夫八方窯」へ運び、焼成後、完成した作品は市生涯学習課を通して引き渡される。
(熱海ネット新聞)
写真=4月7日撮影
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