熱海市議会の自民、公明、女性の会の9市議が5月1日、初島の防災と観光課題を探るため、先月落成した第9分団(初島)詰め所施設と初島港に整備中のイベント広場を合同で視察した。熱海市を選挙区とする勝又孝明衆院議員、藤曲敬宏県議、熱海市に別荘を構える久間章生元防衛長官(大臣)も同行して、新藤康晴初島区長など関係者から話を聞いた。
第9分団では宮下泉分団長が一行を案内。初木神社近くの海抜19メートルの高台に移転新設したことで「津波などの海上監視もができるようになり、2階の待機室は災害時の島民の避難場所にも活用できる」などと説明した。
来春の完成へ向け、整備が進む初島港の観光施設整備事業はイベント広場の整地がほぼ終わり、休憩施設などの建設準備を行っている。佐野茂樹青木建設社長が案内した。視察後、川口健市議会議長は「いずれも重要な取り組みと感じた。市議会としても初島の防災・振興を後押しする支援を強化していきたい」と決意を述べた。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
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