6月28日から始まる「熱海国際映画祭」を盛り上げようと熱海市は27日、JR熱海駅や主要商店街などにのぼり旗を設置した。熱海駅では立見修司観光建設部次長と富岡久和課長が15本を設置。28日から駅前広場に開設する案内所の準備を整えた。同臨時案内所では映画祭の案内をはじめ、チケットの現金販売を行う。
公式パンフレット1万部もようやく市役所に届き、市観光課職員、実行委、ボランティアが総出で各会場やホテル旅館、熱海駅などに届けた。
インターンネットによる前売りチケットの販売が伸び悩み、25日に齊藤栄市長が異例の「危機宣言」を発したことで一気に好転。市民から「チケットを買って映画祭を盛り上げたい」という申し出が市にも多く寄せられ、映画祭ムードがにわかに高まってきた。
熱海国際映画祭は28日午後5時から市内桃山町の世界救世教救世会館で行うレッドカーペットで幕を開け、7月1日までの4日間にわたり、市内9会場でコンペ作品、招待作品、企画作品など80作品の上映とイベント、セミナ-などを開く。ホテル、起雲閣、商議所、美術館など熱海の街中がシネコンになる。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
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