グランプリは英台合作「ザ・レセプショニスト」 特別賞に「熱海の山ぼうし」



第1回「熱海国際映画祭」のフィナーレを飾る授賞式 とクロージングパーティが7月1日夜、熱海後楽園ホテルで開かれた。世界から応募した作品の映画監督や俳優らが表彰台に登場し、約300人が映画人の晴れの姿を見守った。
インターナショナルコンペ部門のグランプリ賞には、最終候補60作品から「ザ・レセプショニスト (The Receptionist)」が輝き、岡田裕審査委員長から賞金百万円が贈られた。
同映画はイギリスと台湾の合作でロンドンの不法風俗マッサージパーラーが舞台。台湾から来ている留学生がアルバイトがなく仕方なく受付嬢として働く。そこで見る客と女性との人間関係、お金とセックス、暴力に縛られた虚構の世界などを彼女の視点を通じて、アジア系の人たちのロンドンでの生活ぶりなどを交えて社会的に描いている。
■「熱海の山ぼうし」は特別賞
熱海が舞台になった映画「熱海の山ぼうし」は、特別賞「静岡・熱海ロケーション賞」に選ばれ、大橋弘静岡銀行常務執行役員から主演のKポップグループ「ア・ラ・カルト」メンバーに記念の盾が贈られた。同映画は、Kポップ歌手と芸妓を目指す女性の恋愛を描いた作品。シーンの多くを熱海サンビーチや熱海梅園、伊豆山神社など市内で撮影し、芸妓衆や地元住民が登場する。
■89カ国・地域から1508本の応募
熱海国際映画祭は89カ国・地域から1508本の応募があり、事前審査を通過したコンペ作品や招待・企画作品など81本が市内のホテルや施設など8会場で7月1日までの4日間上映された。映画プロデューサーの岡田さんのほか、映画監督の行定勲さん、ホ・ジノさん、スコット・ヒラーさん、杉野希妃さん、脚本家のスティーブン・デイビッド・ブルックスさんらが審査委員を務めた。
日本の映画産業の振興と熱海市の活性化を目指し、閑散期の6月対策で開催した。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
2回目開催は1回目の成功の可否で判断
■齊藤栄市長(実行委員長) 第1回目の開催だが、2回目があるかどうかは、1回目の成功の可否にかかっている。今回参加された方々が、楽しかった、来年もやってほしいと思ってもらえたか。この映画祭で選ばれた作品が才能に光となり、熱海の地から世界に羽ばたいてほしい。
■主催 熱海国際映画祭実行委員会(熱海市、イオンシネマ、スカパー・ブロードキャスティング、全日空、フォーカスで構成)



映画「熱海の山ぼうし」


最優秀俳優(女優)賞

第1回熱海国際映画祭 受賞作品



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