熱海市網代の阿治古神社例大祭のフィナーレを飾る「網代ベイフェスティバル2018」(実行委員会・網代若衆組連合会主催)が7月21日、網代漁港埋め立て地で開催された。夜店が連なり、多くの市民や観光客が見守る中、網代地区5町内(宮町、宮崎、町栄、片町南町、旭町)の飾り山車が次々に会場入り。特設ステージでは、網代各町内の子どもたちの太鼓、豆州網代太鼓、網代若衆組連合会の太鼓などを演奏。夕闇に包まれる頃、上多賀の「輝神会」の神輿(みこし)が勇壮な練りを披露し、祭りはクライマックスを迎えた。
同フェスティバルは網代地区の活性化を目的に1993年から毎年開かれ、「網代っ子が一年で最も熱くなる日」として知られる。ステージの最後は、網代若衆組5町の組頭(旭町・遠藤楓、宮崎・小野隆規、町栄・千葉英晃、宮崎・小野寺良、宮町・平井一茂)が紹介されて登壇し、今年度の幹事町組頭を務めた宮町・平井一茂さんから次年度幹事町旭町の組頭・遠藤楓さんに弓張り提灯が引き継がれた。網代の歴史と伝統を継承-。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
輝神会
網代子供会
豆州網代太鼓
網代若衆組連合会の太鼓
■萩原辰生・網代ベイフェスティバル実行委員長 昨年は苦渋の選択でベイフェスティバルを週末に開催したが、、本年は本来の例大祭日程に戻し、新たなスタートを切ることができた。網代の歴史と伝統を継承し、網代の街が元気に、にぎやかになっていくように頑張っていきたい。
■杉野廣太郎・阿治古神社例大祭祭典委員長 祭りは地域住民の和を保ち、その地域をひとつにすることができる。ベイフェスティバルは阿治古神社例大祭のフィナーレを飾るイベント、網代若集連合の力の見せ所でもある。今宵はゆっくり愉しんでいただきたい。
■齋藤栄市長 昨日、都内の友人から電話があり、山手線の電車の液晶画面に網代・阿治古神社の両宮丸巡行のテレビニュースが流れ、見たと。首都圏の多くの方に網代の熱い思いが伝わったと思う。渡御には中央大学の学生も参加された。網代と外からの皆さんが一緒に盛り上げたら、さらに素晴らしい祭りになると思う。
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