熱海市の泉公園で8月25日夜、延期されていた納涼花火大会が開催された。齋藤栄市長、川口健市議会議長、目黒俊男熱海市ホテル旅館協同組合連合会理事長らが見守る中、静岡県湖西市の遠州手筒花火保存会が手筒花火で炎のパフォーマンスを披露した。男衆が抱えた筒からは高さ10メートルほどの火柱が勢いよく上がり、その大筒を抱えながら、雨のように降り注ぐ火の粉をもろともせず、勇壮に練り歩き、観客から大きな拍手が起きた。4人が同時に「大筒」を持って歩く「四役」や次から次へ点火して優雅に舞う「乱点け」も披露された。
来場した子供たちによる「子ども手筒ドラゴン花火」、スターマインなども打ち上げられ、夜空を焦がした。
花火大会は7月28日に「ゆがわらサンバパレード&伊豆湯河原温泉納涼花火大会」として予定されていたが、台風12号の影響で中止になり、この日に延期された。サンバパレードは中止し、泉公園での花火大会だけ開催した。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
🔳主催 伊豆湯河原温泉観光協会・伊豆湯河原温泉旅館協同組合・湯河原温泉観光協会の共催
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