
任期満了に伴う市長選で無投票4選を果たした齋藤栄市長(55)が9月14日、市役所に初登庁し、4期目のスタートを切った。午前9時、玄関前に市幹部職員15人が待ち受け歓迎ムード。齊藤市長はにこやかに一人一人あいさつしながら庁舎に入った。
続いて第24代熱海市長の就任式が行われ、部長、課長職以上の管理職およそ40人が出席した。冒頭、市長は「先の市長選挙の結果は、多くの市民が3期12年の齋藤市政に対して評価していただいたと考えている」と述べ、4期目については「熱海は回復を遂げたと言われるが、まだまだ課題はある。一番の課題は若年層、働く世代の人口流出に歯止めがかかっていないこと。このまま続いていけば宿泊客や来誘客が増えたとしても基礎自治体の存続さえも危うくなる」と警鐘を鳴らし、「この4年間で人口減少社会にあっても経済が持続的に発展し、将来性のある雇用や安心して子育てができ、市民がうるおう新温泉地モデル『熱海2030ビジョン』に全力で取り組んでいく」と意気込みを語った。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
🔶任期 2018年9月14日~2022年9月13日
市長就任式で齊藤市長
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。