伝統行事、献歌と舞で源実朝をしのぶ/伊豆山神社「十五夜祭」

熱海市の伊豆山神社で仲秋の名月の9月24日夜、「十五夜祭」があり、第67回「源実朝をしのぶ仲秋の名月伊豆山歌会」が開かれた。山伏装束の僧兵とともに境内前に入場し、冴月さくらさんが「平家物語」を献読、森本要副市長のあいさつに続いて原嘉孝宮司と大鳥居素禰宜が神事を執り行い、参列者が玉串を捧げた。
「源実朝をしのぶ仲秋の名月伊豆山歌会」の献歌では、雲間から満月が差す中、出席歌人が順に句を詠みあげ、地元中学生5人が頼朝の舞を奉納。加藤登美緒さんと山口真紀さんが琴を、須藤英二さんがフルートを献奏し、熱海にゆかりが深く、歌人でもあった鎌倉3代将軍実朝をしのんだ。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
◆献歌 ジュニアの部 渡辺晃平(第二小6年)、横井日々喜(熱海中3年)、安保英美(同1年)、高野公彦、佐伯裕子、梅内美華子、松村正直(歌人)
◆歌会 30都道府県から一般の部に274首、小学生458首、中学生831首の応募(ほかに当日投稿97首)があり、歌人の 高野公彦さん、佐伯裕子さん、梅内美華子さん、松村正直さんが選考。熱海市伊豆山のハートピアホテルで授賞式と講評があった。
◆源実朝(みなもとのさねとも) 鎌倉幕府第3代将軍、歌人。幕府を開いた源頼朝の4男。母は政子。兄の頼家が追放されると12歳で征夷大将軍。歌人としても知られ、伊豆山神社に参拝に訪れる際に十国峠で詠んだ「箱根路を我が超え来れば伊豆の海やおきの小島に波のよる見ゆ」は有名。

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