【経済】網代港沖のいけすにマダイの稚魚35万匹放流 

伊豆半島各地では、人工的に育てたマダイ稚魚を放流し、天然海域のマダイの資源を増やすための栽培漁業が、漁協・市町・公益法人等の協力により毎年実施されている。

いとう漁協網代支所でも18日、網代港でマダイの稚魚を中間育成するための沖出し作業を実施。組合員が稚魚を漁船の水槽に素早く移して沖合まで運び、約35万匹の稚魚を沖合のいけすに放した。沖出しされた稚魚は体長2センチほどで、沼津市の静岡県温水利用研究センター沼津分場で育てた。

8月上旬には体長6センチ以上に成長し、伊豆半島東岸(初島~下田)に放流する。
静岡県内のマダイの漁獲量は年間約400〜700トン。うち3、4割(90~250トン)を放流魚が占める。

P1150005

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. 2023-8-23

    熱海海上花火大会に1万2千人、手荷物預かり場に長い列

    熱海海上花火大会の夏季シリーズ第5弾が8月22日夜、熱海湾であり、1万2千人(主催者発表)が…
  2. 2023-8-21

    被災地を照らす大輪の花火 伊豆山港で海上花火大会

    熱海市の伊豆山港で8月20日、伊豆山温泉海上花火大会が開催された。午後8時20分から35分ま…
  3. 2023-8-17

    お盆の夜焦がす網代温泉海上花火大会 去り行く夏惜しむ

    熱海市の網代湾で8月16日午後8時30分から、網代温泉海上花火大会(同温泉観光協会主催)が開…
  4. 2023-8-17

    熱海市で「百八体流灯祭•送り火」長浜海岸に110基のかがり火

    熱海市のお盆の伝統行事「百八体流灯祭」(多賀観光協会主催)が8月16日夜、多賀地区の長浜海岸…
ページ上部へ戻る