【編集室】行方不明のカルガモ母子、初川下流で発見、ヒナ8羽を熱海梅園に戻すのてん末

7月6日から行方不明になっていた熱海梅園の香林池に住みついていたカルガモの親子が10日、初川下流の旭橋、阿由美橋の浅瀬で身を寄せているのが見つかった。

9羽いたヒナの内、8羽だけだったが、母子ともに健康。市民の一報を受けた熱海市は自然の生き物であることから、そのまま放置するのがベストと判断。しかし、台風8号の接近に伴い、同日夜は大雨が予想され、初川の水かさが急増することが確実なことから市民が救出に動いた。午後2時過ぎ、そんな声を伝え聞いた田中秀宝市議と橋本一実県議が現場に駆け付け、田中市議が姫の沢公園を管理する市振興公社に救出を要請。職員2人が川に入り、大きな網でヒナ8羽を捕獲した。

しかし、親鳥は初川の上空を飛ぶなどして、1時間近く逃げ回ったことから捕獲を断念。熱海市公園緑地室と相談の結果、ヒナたちは生まれ育った熱海梅園の香林池に戻し、母親が帰巣本能で梅園に戻ることを期待して、ヒナだけを熱海梅園に戻した。

現場は熱海芸妓見番のやや海寄りの川で救助作業を聞きつけた取材陣や芸妓衆、市民、観光客が集まり、人だかりができた。救出時には歓声が沸き起きた。

(編集主幹・松本洋二)

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