今年1月1日時点の全国の地価調査の結果が発表され、静岡県内610地点の地価調査結果によると、地価の平均は去年に比べて住宅地が1.2%、商業地と工業地もそれぞれ1%下落した。地価の下落はいずれも6年連続。西伊豆町4.8%、松崎町4.5%、南伊豆町3.7%と津波リスクがある沿岸部が下落し、函南町0.8%、長泉町0.7%、三島市0.3%と東駿河湾環状道路などの整備で利便性が高まった地域が上昇した。
熱海市も市全体の地価はわずかに下降したが、景気や観光客の上昇を示すように熱海駅に近い「田原本町184-5」(写真=田原本町4-19付近)が14万7000円で1.4%増加。市の商業地の最高額になるとともに県内の市町別の商業地ランクでも5位になった。住宅地は今宮神社近くの「桜町1601-18」(写真=桜町5-23付近)が6万7500円で市のトップだった。
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