熱海市の斉藤栄市長は19日、熱海保健所の後藤幹生所長とともにデング熱に感染した男性の勤務先がある初島を訪れ、蚊の駆除作業を視察した。地元住人ら約10人が島内全域の草むらやヤブを中心に噴霧器などを使って薬剤を散布した。
斉藤市長は「まずは島民の安全安心を確保することが大事。蚊の駆除を徹底することが風評被害の一番の対策」と話し、「市内での感染もゼロとは言えない。多くの観光客が来遊する市街地の観光施設の周辺でも駆除作業を検討したい」と続けた。島の民宿では蚊取り線香をたくなどして蚊対策を行っており、いまのところデング熱によるキャンセルは出ていないという。
初島では2週間後に再び駆除する方針。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。