熱海温泉ホテル旅館協同組合は2日、市内で「ホテル旅館ビジネススクール」を開き、同組合の関係者10人が参加した。
いつもはライバル関係にある旅館・ホテルの社長、専務、常務たちが自身の店舗であった成功と失敗の事例を紹介、ケーススタディーを共に学んだ。第1回目となったこの日は①部屋や調理室のお湯の温度を上げる設備に熱効率のよいチタン製に代えたところ燃料の使用量が4分の1に下がった②インターネット予約が重なってしまった場合、後から予約してきた客にシステムの仕組みを説明して理解してもううことが重要――などの事例が紹介された。
同組合では2カ月に1回程度、発表会を開く方針。
(熱海ネット新聞)
◇内田宗一郎同組合青年部長
「各旅館やホテルで養われたノーハウは当然、各施設の宝だが、地域間競争が激しさを増す中、そうも言っていられない。熱海温泉という街をひとつの会社組織と捉え、熱海温泉全体のクオリティを上げていきたい。継続することで大きなパワーになると思っている」
NHK静岡より
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