5月5日の「大楠祭」を前に来宮神社(雨宮盛克宮司)は3日、「大楠まつり」と銘打ち、参集殿屋上に売店と椅子、テーブルを設置した。参拝者にゆったりとご神木の「大楠」を鑑賞もらおうと今年から始めた。毎年ゴールデンウィークには、この「パワースポット」にあやかろうと全国各地から多くの参拝者が訪れ、近年は外国人観光客も増えていることから実施した。大楠の周りには12本の5色の旗を立てられ、参拝者をもてなしている。
「大楠祭」は5日午後11時から「大楠」の前で斎行され、神事に続き、巫女(みこ)が「大楠の舞」を奉納し、健康長寿を祈願する。笛怜會の和太鼓演奏もある。
◇来宮神社の大楠
高さ26m、幹回り24m。全国で2位、本州で1位の巨木。樹齢2000年以上。大楠の回りを1周すると寿命が1年伸び、誰にも告げず1回りすれば、願い事がかなうと言われている。国の天然記念物。
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