【編集室】「熱海の富士山ペンキ絵」、日本最後の銭湯絵師が制作 

熱海の活況を示すように市内で飲食店の新規開店が続いている。その中で異彩を放っているのが、市内渚町に8月3日に開店する「西麻布またはり」だ。
鉄板焼き「西麻布またはり」(東京都・港区)が熱海に越してくるのだが、そのインテリアがユニーク。ご覧のような壁いっぱいに銭湯のペンキ絵。
銭湯の減少で現在、公式の銭湯絵師は日本に2人しかいない。そのうちの1人の中島盛夫さん(70)が今月19日、熱海バージョンの「富士山背景画」を同店の壁に数時間かけ、一気に描き上げた。近年は店舗などの依頼が増えているという。
中央に雄々しい富士山。左わきに初島を描き、中央の奥まったところが熱海市街。その前の熱海湾には奈良時代にあったとされる「あつうみヶ崎」。右側には銭湯絵には欠かせない松林が並んでいる。これまで約1万点銭湯絵を手掛けてきた中島さんだが、「熱海では初めて。初島沖から見た富士山をイメージして描きました」。
「富士山が嫌いな日本人なんかいません。露天風呂に入ったつもりで気軽にステーキを味わっていただければ」と店主の鈴木雅裕さん。会心の出来上がりには笑顔がこぼれる。

◆西麻布またはり 熱海市渚町13-2。ステーキコースが4800円から。電話0557-81-0011。定休日木曜。

初島制作中

初島を制作中

完成

完成絵

4人

右から鈴木店主、中島絵師、町田忍さん(温泉文化研究家)

店

 

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