
市議会総務福祉教育委員会が11日、市役所で開かれ2月定例会の負託案件を審査した。一般会計予算の中で起雲閣の管理委託料の内、年度途中で運営資金が不足した場合に備え791万円2000円を予備費に組み込んだ当局案に米山秀夫議員(公明)が反発。「当初予算は一切の収入・支出をを全て歳入・歳出に編入するのが大原則」として803万9000円とある業務委託費に予備費の791万2000円を加えて業務委託料を1595万円1000円に明確化する一部修正案を提出した。
採決では賛成6、反対1で修正部分を賛成多数で可決。修正部分を除く当局案も賛成多数で可決された。
会議室では特定非営利活動法人オアシス21の中島美江理事長や関係者も審議を見守っていたが、委員会通過で表情が和んだ。市は直営に転じた起雲閣に職員2名を配置する方針でまだオアシス21側との調整課題を残すが、中島代表は「起雲閣をしっかり守っていくことが最重点。全ては議会が終わってからですが、お客様に迷惑をかけないことを念頭に(業務委託を受けるかどうか)判断したい」と話した。
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