
全国の30大学や熱海市などと自治体と産学官連携で地域振興に取り組む「地域活性機構」(高松和幸理事長)は25日、第6回地域活性連続セミナーを起雲閣で開いた。今年のテーマは「アンチエージングと熱海(温泉)の取り組み」で斉藤栄市長のあいさつに続き、渡辺耳鼻咽喉科アレルギー科クリニックの渡辺修一院長、すやま眼科の陶山秀夫院長、熱海市の山田義正長寿介護課長が認知症の早期発見と予防、現状などを講演し、温泉を利用した加齢による身体の機能的な衰えの軽減などについてパネルディスカッションした。
会場には独協大学経済学部の学生50人を含め計150人が来場し、熱心に聞き入った。大学生たちは、26日は「初島漁師の丼合戦」開催中の初島と梅まつりで賑わう熱海梅園を訪れ、熱海市を題材に「地域づくり」や「コミュニティ」を学ぶ。
◇連携協定 同機構は各地域の大学と協力し産学官連携による地域振興を目指す組織。熱海市とは2011年12月に人的・知的資源交流などに関する協定を締結。
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