
政府は、カジノを中核とした統合型リゾート(IR)について、2020年の東京五輪・パラリンピックまでに横浜市と大阪市の2カ所で開業を目指す方針を固めた。
IRの候補地には、熱海市を含む全国20カ所以上が名乗りを上げてきたが、五輪までに開業できるのは、再開発計画などで適地のある横浜と大阪と判断した。
横浜市は、再開発計画が進む山下ふ頭(約50ヘクタール)へ誘致。大阪市は、関西国際空港にも近い大阪湾の人工島・夢洲ゆめしまが本命視されている。
◇熱海市とカジノ誘致 市は平成14年(2002年)度から熱海カジノ誘致協議会(森田金清会長)に助成金を出し、情報収集を開始。同協議会は宿泊客、日帰り客の増加を約200万人、約400万人と試算。生産誘発効果を約850億円、同雇用者数は約7500人。斉藤市長は昨年9月議会で教育への影響、ギャンブル依存症、複合型施設誘致に伴う既存施設の影響などを理由に反対姿勢を表明。
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