
再生可能エネルギーの普及を目指す「熱海グリーンエネルギー推進協議会」(井手由起雄会長)は15日、熱海市桃山町の救世会館ホールで第2回シンポジウムを開き、熱海市の地域特性を生かしたグリーンエネルギーの可能性を探った。
同協議会では、昨年8月から糸川上流に流れに置くだけで発電する「小型水車無閉塞型プロペラ水車」を設置して実証実験を続けている。当初、落ち葉などのごみで水車がつまる技術的な課題が懸念されたが、実証実験では「中空径(プロペラ内部の穴の大きさ)が75ミリ以上あれば、無閉塞運転が可能だった」という。
名古屋大学エコトピア科学研究所の内山知美客員教授をコーディネーターにパネルディスカッションも行い、信州大の池田敏彦名誉教授、県エネルギー政策課の高畠英治課長らが参加してグリーンエネルギーの可能性について意見を交わした。
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