
南熱海のお盆の風物詩「灯ろう流し」が送り盆の16日、熱海市上多賀の長浜をはじめ、下多賀・池田港、中野海岸の3カ所であった。長浜ビーチでは、「百八体流灯」の前に行われ、多賀観光協会が赤、黄、緑、白の水に溶ける灯ろう(1組1000円)を300個を用意。地元住人や観光客が買い求めた灯ろうや持ち込んだ灯ろうにそれぞれ供養の言葉や願い事を書いて海に流した。
灯ろうは長浜ビーチのライフセーバーが波打ち際からボートで浮き台付近まで沖出し。訪れた人たちは、瀧川佳宏さんが奏でる「アメイジンググレイス」「五木の子守唄」などの尺八の音を聴くながら、海面をゆるやかに流れる灯ろうがやさしく照らす光に手を合わせ、先祖の魂を弔った。
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