【文化】伊能忠敬が「熱海宿泊」、うみのホテル中田屋に記念碑

江戸時代に初めて日本地図を作ったことで知られる伊能忠敬測量隊の一行が、創業214年と熱海市で最も古い旅館の一つ「うみのホテル中田屋」(今村政純社長、旧中田屋喜八)に宿泊していたことが分かり、玄関前に記念の標識が新設された。1日、地元の観光関係者や伊能忠敬研究者など約40人が集まり、記念碑の除幕式を行った。古来から栄えていた伊豆山の繁栄ぶりがうかがえる。
中田屋では10年ほど前から、従業員が旅館の歴史の勉強会を続けてきたが、そのなかで忠敬の測量日誌から当時の「中田屋喜八」旅館に泊まった記述を発見。研究家に調査を依頼したところ、事実が確認され、後世に伝えようと制作した。
中田屋に泊ったのは、1815年(文化12年)12月17日(旧暦)。弟子11人とともに八丈島と伊豆七島を測量し、下田から伊豆東海岸を測量するの旅の中で訪れた。13日には網代、14日下多賀、15日、16日には熱海を測量し、それぞれ宿泊した。17日に伊豆山に入り、18日から海岸沿いに小田原まで測量したのち、熱海に引き返し、熱海で年越しをするなど、約1カ月間滞在したという。

◆伊能忠敬(1745~1818年)江戸時代に全国各地を歩いて土地を観測し、日本初の実測による日本地図をつくっだ人物。1801年にもにも熱海を訪れ、熱海本陣や網代、初島に宿泊している。
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